多様性に配慮したトイレ設計の難しさ
こんにちは。
オフィス建築設計.comは地元愛媛県・香川県でオフィス・事務所などの施設の新築や建て替え、改修、耐震補強等の設計業務を行っている設計事務所です。
今回は、多様性に配慮したトイレ設計の難しさについてお話します。
多様性を尊重する昨今では、トイレの在り方も変わってきております。
多様性に配慮したトイレ設計が求められるようになってきており、それがなかなか難しいです…
従来では、男女別にトイレを用意すればよかったのですが、最近では次のようなことを考慮したトイレ設計が重要になってきています。
①LGBTQへの配慮
性的多様性という観点でLGBTQの方に配慮したトイレ設計が重要視されてきています。
東京新宿の歌舞伎町タワーでは「ジェンダーレストイレ」という、男女関係なく使用できるトイレが設置されました。
しかし、「ジェンダーレストイレ」は開業4か月で廃止されているなど、LQBTQなど性的多様性に配慮したトイレ設計は、これからの課題といえます。
②身体的なハンディキャップ
車いす用のトイレやオストメイトに対応している多目的トイレの設置が街でもよく見かけるようになりました。このように身体的なハンディキャップを持つ方に配慮し、多目的トイレを設置することも多様性に配慮したトイレ設計の重要な要素の一つです。身体的なハンディキャップを持つ方に配慮したトイレ設計は比較的進んできていると思われます。
③育児参加する男性
近年では「イクメン」という言葉が流行したり、男性の育休取得率が増加しているように、育児参加する男性が増加しています。
そうなると、従来は女性トイレにしかなかった機能が男性トイレにも必要となってきます。
例えば、おむつ替えのシートが設置されているトイレが増えてきています。また、スペースを取れる場所ではおむつ替え用の個室空間があったりします。
多様性という言葉通り、個人によってトイレに対する感度や要望も違ってきます。そのため、私たちのような設計事務所では、施主様とディスカッションを重ねて、最適な落としどころを見つけていきます。
オフィス建築設計.comを運営する設計事務所の大建設計工務はテナントビルの新築・改修の設計に対応してきた実績があります。
愛媛県・香川県で事務所の建て替えや改修設計をご検討されている方は、私共にお任せください!
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