オフィス設計ブログ詳細

改修か?建て替えか?
老朽化した建物をどうすべきか判断のポイントを解説

2023年11月27日

今回は、老朽化したオフィスビルなどの建物を改修するのか、いっそのこと建て替えした方がいいのか、その選択のポイントについてご紹介をしていきたいと思います。

 

ビルは老朽化してくると、様々な不具合が生じてきます。

ビルは老朽化すると、資産価値が低減してしまうため、テナントビル等は賃料収入が減少してしまうことにつながります。

また、老朽化した建物は、時代のニーズ合った機能を実現できなかったり、設備の故障など安全性の低下も問題になります。

そのため、ビルを安全に使用し続けるために、適切なメンテナンスや更新工事が必要になりますが、建物が老朽化するにつれて、メンテナンスの頻度も上がり、維持管理費も高騰していきます。

その際、改修して建物を使い続けた方がよいのか、いっそのこと建て替えをするべきなのか悩まれることが多いかと思います。

 

そこで、建て替えするべきかどうかを見分ける判断基準として、代表的な観点を4つご紹介いたします。

 

ポイント①:不適格建物に該当するか

不適格建物は、確認申請を下付した際には問題なかったが、法令などの改正により現在は基準を満たしていない建物のことです。

不適格建物を使用し続けるかどうかは改修するか、建て替えするかを検討する際の一つの観点になります。

 

ポイント②:建物の法定耐用年数

建造物には、法律で定められた耐用年数があります。

下記は事務所用途の建物の耐用年数を記したものになります。事務所以外では、店舗用や工場用など、それぞれで異なった法定耐用年数が定められております。

詳しくは国税庁の運営するサイトに記載がありますので、そちらを参考ください。

構造 年数
木造・合成樹脂造のもの 24
木骨モルタル造のもの 22
鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造のもの 50
レンガ造・石造・ブロック造のもの 41
金属造のもの(骨格肉厚が4㎜を超えるもの) 38
金属造のもの(骨格肉厚が3㎜を超え、4㎜未満のもの) 30
金属造のもの(骨格肉厚が3㎜以下のもの) 22

 

法定耐用年数を超えた建物は、融資を受けづらくなるなどのデメリットがあるため、建て替えを検討する際の、一つの判断のポイントとなります。

これは、多くの金融機関が法定耐用年数を融資基準にしているためです。

ただ、上記の法定耐用年数は、あくまでも減価償却のための数値であり、資産価値を計算するために用いられます。

そのため、法定耐用年数は建物自体の寿命を表すわけではなく、法定耐用年数を超えているからと言って、すぐに建て替えが必要となるわけではありません。

これから必要となる維持管理費などを鑑みて、建て替えするかどうかを決定することとなります。

 

ポイント③:耐震基準

ビルの改修、建て替えを検討する際には、安全性に注目する必要があります。

ビルのオーナー様にとって、テナントビルであれば入居者や自社ビルであれば社員など、利用者の安全確保は必ず必要になります。

その一つが耐震性です。

建物の耐震性が適切かどうかを判断する目安が、建築基準法が規定する耐震基準を超えているかどうかです。

 

建物は耐震基準を超えるように建設されますが、注意が必要なのが、1981年6月1日以前に確認申請が下付された建築物です。

1981年6月1日に新たな建築基準法が施行され、それまでは、「震度5程度の中規模の地震で大きな損傷を受けないこと」が基準となっていたところ、「中地震では軽微なひび割れ程度の損傷にとどめ、震度6程度の大規模な地震で建物の倒壊や損傷を受けないこと」という基準になりました。

耐震基準を満たすために、建て替えをするというのも一つの判断基準となります。

 

ポイント④:設備・配線の老朽化

設備の老朽化具合も、建物を改修するか建て替えするのかの一つの判断基準となります。

特に、空調設備は長期間使用していると故障しますが、当時の空調システムと現在の空調システムが異なるほか、部品も製造されていないため、修理するとなると莫大な費用が掛かるケースがあります。

空調のほかにもエレベーターなどでも、長期間使用している建物に設置されている設備を当時の古い構造やシステムのまま、現在の法的基準などに合わせるための改修を行う場合は多くの費用が掛かります。

配管がコンクリートの中に埋め込まれている建物も多く、コンクリートに埋め込まれた配管は修理や交換ができません。既存の配管ルートとは別で新しい配管を設置することも可能ですが、この改修も多額の費用を要することが多いです。

老朽化した設備を改修して使い続けるかという点も、建て替えを検討する際には重要な観点の一つです。

 

もちろん、上記の4つのポイントのほかにも、改修か建て替えかを判断するためのポイントがあります。

老朽化した建物をどうするべきか迷ったら大建設計工務にご相談ください。

これまでの建物の利用状況や、メンテナンス状況など、建物を現状に応じて、最適なご提案を致します。

>>お問い合わせはこちら

オフィス建築の進め方
ガイドブック無料配布中

オフィス建築設計.comでは「事務所ビルの新築・増改築を検討されている方」、「テナントビル・シェアオフィスの建築を検討されている方」、「オフィスの老朽化を懸念されている方」向けによくあるお悩みの解決策や、プロジェクトの進め方についてまとめたガイドブックを各種ご用意しております。

自社ビルの
建築ガイドブック

Company office

資料請求はこちら ▶︎

賃貸・シェアオフィスの
建築ガイドブック

Lease, share office

資料請求はこちら ▶︎

オフィスの老朽化対策
ガイドブック

Office aging measures

資料請求はこちら ▶︎

オフィス建築設計.comのお問い合わせはこちらからお気軽にご連絡下さい。

ご対応エリア

       

愛媛県

  • 愛媛県松山市
  • 愛媛県今治市
  • 愛媛県宇和島市
  • 愛媛県八幡浜市
  • 愛媛県新居浜市
  • 愛媛県西条市
  • 愛媛県大洲市
  • 愛媛県伊予市
  • 愛媛県四国中央市
  • 愛媛県西予市
  • 愛媛県東温市
  • 愛媛県上島町
  • 愛媛県久万高原町
  • 愛媛県松前町
  • 愛媛県砥部町
  • 愛媛県内子町
  • 愛媛県伊方町
  • 愛媛県松野町
  • 愛媛県鬼北町
  • 愛媛県愛南町

香川県

  • 香川県高松市
  • 香川県丸亀市
  • 香川県坂出市
  • 香川県善通寺市
  • 香川県観音寺市
  • 香川県さぬき市
  • 香川県東かがわ市
  • 香川県三豊市
  • 香川県土庄町
  • 香川県小豆島町
  • 香川県三木町
  • 香川県直島町
  • 香川県宇多津町
  • 香川県綾川町
  • 香川県琴平町
  • 香川県多度津町
  • 香川県まんのう町

高知県

  • 高知県高知市
  • 高知県室戸市
  • 高知県安芸市
  • 高知県南国市
  • 高知県土佐市
  • 高知県須崎市
  • 高知県宿毛市
  • 高知県土佐清水市
  • 高知県四万十市
  • 高知県香南市
  • 高知県香美市
  • 高知県東洋町
  • 高知県奈半利町
  • 高知県田野町
  • 高知県安田町
  • 高知県本山町
  • 高知県大豊町
  • 高知県土佐町
  • 高知県いの町
  • 高知県仁淀川町
  • 高知県中土佐町
  • 高知県佐川町
  • 高知県越知町
  • 高知県梼原町
  • 高知県津野町
  • 高知県四万十町
  • 高知県大月町
  • 高知県黒潮町

徳島県

  • 徳島県徳島市
  • 徳島県鳴門市
  • 徳島県小松島市
  • 徳島県阿南市
  • 徳島県吉野川市
  • 徳島県阿波市
  • 徳島県美馬市
  • 徳島県三好市
  • 徳島県勝浦町
  • 徳島県上勝町
  • 徳島県石井町
  • 徳島県神山町
  • 徳島県那賀町
  • 徳島県牟岐町
  • 徳島県美波町
  • 徳島県海陽町
  • 徳島県松茂町
  • 徳島県北島町
  • 徳島県藍住町
  • 徳島県板野町
  • 徳島県上板町
  • 徳島県つるぎ町
  • 徳島県東みよし町