オフィスの老朽化状況を確認するポイント
2021年6月2日
こんにちは。
オフィス建築設計.comは地元愛媛県・香川県でオフィス・事務所などの施設の新築や建て替え、改修、耐震補強等の設計業務を行っている設計事務所です。
オフィスを所有する企業にとって、いつかは直面する問題として「老朽化」があります。
「老朽化」の対策としては「大規模修繕」や「建て替え」、「土地売却・移転」などがありますが、莫大な費用投資が必要となるため、簡単に実施することができないこともあります。
また、中古オフィスビルを購入する場合も長期的に利用するために再利用できるか確認する必要があります。
しかし、このようなオフィスの建築や購入に関わることはなかなかありません。
そのため、身近に親身になって根拠のある具体的なアドバイスをしてくれる人がいない事が多く、
「どのタイミングで決断すべきか」「何が正解なのか?」が分からず不安を抱えている方が多いのが現状です。
オフィスの建て替えは、単純に目の前の建て替え等の工事だけを考えるのではなく、中長期的な経営戦略の中で「本当に建て替えが必要なのか」も検討することが大切です。
この度は、オフィスの長期運用を検討されている方に向けて、少しでも不安を解消していただけるために、まずは自分で出来るオフィスの状態を確認するポイントをお伝えします。
ご自身で簡易的な状態調査を行う場合は「建物の基礎」や「敷地内の変形」について確認しましょう。
①基礎の大きなヒビの有無、ヒビ周辺からの錆汁の有無
基礎とは構造物からの力を地盤に伝え、構造物を安全に支える機能をもつ構造のことです。この基礎に大きなヒビが入っていると建物の不同沈下の可能性があります。
また、錆汁とはコンクリート中の鋼材が腐食して茶色や褐色の腐食生成物がコンクリート表面に滲み出したものです。鉄筋が錆びると多額の改修費がかかる場合があります。
②駐車場など建物まわりの地面に凹凸の有無
地盤が変形していると建物の不同沈下につながっている可能性があります。建物の不同沈下が発生すると建物の基礎にヒビや損傷などの影響が出るため、修繕工事が必要になります。
オフィス建築設計ナビを運営する、大建設計工務は
事務所の改修設計に対応してきた実績があります。
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また、事務所の耐震診断/補強について、より詳細な情報を知りたいという方は
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また、「オフィスの老朽化対策ガイドブック」をお読みいただけるとより詳細な情報を得ることができます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
引き続きよろしくお願いいたします!
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